皆さんは音声テックという言葉を聞いたことあるだろうか。
その言葉自体には耳馴染みがなくても、実際に多くの生活では音声テックによって生み出されたコンテンツを利用している人も増えていると思います。
そんな音声テックという言葉から、開発されたものまでご紹介していきます。
音声テック(ボイステック)とは-音声テックについての解説-
音声テックとは「音声に関するテクノロジー」の事を全て指します。つまり音声業界の技術です。テックという単語の意味は「開発」です。この様に音声技術を開発していくことです。
このご時世でVRではなく音声なのかと疑問を持つかもしれませんが「OK,Google」と呼びかける事で反応し、求めることを行ってくれる「スマートスピーカー」なども音声テックの一つです。
音声テック(ボイステック)を提供している会社
音声テックに関わっている企業は山ほどあります。その中でも9ジャンルに分類分けする事が出来ます。
- 配信プラットフォーム…Voicy・radiko・ラジオクラウド・Spotify・note等
- コンサルティング…OTOBANK・オトナル
- 音声コンテンツ…朝日新聞・こえのブログ・NEWS PICKS等
- コンテンツ制作…NOID・Anchor・Piconews等
- 音声合成…株式会社エーアイ・HOYA等
- スマートスピーカー…Amazon・LINE・アップル・Google等
- 音声アシスト…Amazon・Google等
- 音声広告…博報堂・電通・radiko等
- メディア…ロボスタ等
この様に誰もが聞いたことある王手企業から、音声テックに関する事を専門でやっている会社などが存在しています。
また元から音に関係しているラジオ・音楽に関する企業だけでなく、ブログや新聞も音声化に向けて動き出しているのが分かります。
音声テック(ボイステック)で社会がどのように変わるのか?
企業が音声に対応していかないといけないようになります。ホームページやSNSなどは今まで文字で構成していました。その為デザイン性にこだわり、どのようにすれば多くの人に見てもらえるかを考えていました。しかし今後は耳に対応させるには「どの様にしたら音声検索で引っかかりやすくなるか」などを考える必要が生まれてきます。
また声の力が強くなってきます。今までは目で見て楽しんでもらう事が大切でしたが、音でどの様に楽しめるかという風になっています。現在でもTwitterが運営する「ツイキャス」というサービスがありますが、この他にpitopa(ピトパ)・writoneなどの音声に特化したSNSが登場してきています。
更に株式会社Voicyと呼ばれる音声テック業界では有名な会社は、「声でのマッチングサービス」を配信するようになりました。つまり恋愛面でも声の魅力が前よりも注目されるようになっています。
音声テック(ボイステック)でどのような日常が便利になるの?
忙しくて、手が離せない時でも声だけで出来る様になっています。例えば電気をつける・音楽を流す・何かを検索するなどは既に一部では出来るようになっています。
また既にテレビ離れが進んでいますが、音声テックとエンタメ業界のタッグが進んでいけば音声コンテンツが増えていき時間を気にせず楽しめる娯楽が更に増えていくでしょう。
今でも、吉本興業がAudibleと呼ばれる、本を音声で聞く事が出来るアプリを開発した企業と提携し、自分の会社に所属している芸人のオリジナルコンテンツを配信しだしました。
まとめ
今の時代では、ラジオ・テレビ・雑誌などのメディアは人気が落ち、VR等の視覚で楽しめる物や、SNS関係の開発が進んできているという言われています。
しかし、その裏では音声に関するコンテンツが多く配信されています。
実際にこれも音声テックですよという風に紹介されないと実感は出来ないかもしれませんが日常でも既に恩恵を多数受けています。
日常にある”音声”を実感すると今後の発展がとても楽しみです。