深夜ラジオの人気枠といえば、言わずもがな『オールナイトニッポン』と『JUNK』の2つです。
この2つは似ているようでやはりそれぞれの色があり、どちらも面白いのですが、
今回はそのうちの1つ『JUNK』についてご紹介します!
JUNKとは
『JUNK』は、TBSラジオをキーステーションにに放送されている深夜のラジオ番組の枠のことです。
月曜日から土曜日までの深夜1時から3時まで、日替わりのパーソナリティが担当しています。
昔は、前後の時間帯に兄弟番組がやっていたのですが、現在は、1時から3時までの2時間の1枠となりました。
現在のパーソナリティは以下の通りです。(Wikipediaより引用)
放送曜日 |
名称 |
パーソナリティ |
放送開始日 |
月曜日 |
伊集院光 深夜の馬鹿力 |
伊集院光 |
1995年10月9日 |
火曜日 |
爆笑問題カーボーイ |
爆笑問題 |
1997年4月8日 |
水曜日 |
山里亮太の不毛な議論 |
山里亮太 |
2010年4月7日 |
木曜日 |
おぎやはぎのメガネびいき |
おぎやはぎ |
2006年10月6日 |
金曜日 |
バナナマンのバナナムーンGOLD |
バナナマン |
2007年4月2日 |
土曜日 |
エレ片のコント太郎 |
エレ片 |
2006年4月7日 |
すべてお笑い芸人さんが担当しており、歴代のパーソナリティもお笑い芸人さんが多いです。
また、どの番組も9年以上続いていることから人気があることがわかりますね。
JUNK特徴
『JUNK』は、先程紹介したとおり第一線で活躍しつづける芸人さんが2時間たっぷりお話する場なので、リスナーがとても多いです。
さらに、テレビでは企画に沿ったお話をすることがほとんどで、その人の日常生活のお話をすることはほとんどありませんが、ラジオは違います。
ほとんどがその週にあったことを話します。それもとても長く!
深夜ラジオは基本的にフリートーク、メッセージを読む、コーナーの3つで構成されることが多いですが、その中でもJUNKはフリートークがとても長いです。
JUNKのパーソナリティは人気芸人ばかりなだけあってフリートークもとても面白いですよ!
その週にあったニュースについてお話することも多いので、
ネットニュースになるのもラジオがきっかけなことが結構あります。
さらにはがき職人さん(ネタメールを送る人)やリスナーさんもとてもユーモアセンスのある方がたくさんいて、面白いメッセージを読みつつパーソナリティが話を広げるという展開もあり、リスナーとパーソナリティの距離が近いのも特徴です。
JUNKの番組とおすすめポイント
『JUNK』の各番組をそれぞれ紹介します。
ぜひすべて一度聴いてみてくださいね!
きっとお気に入りの番組が見つかるはずです。
伊集院光 深夜の馬鹿力
深夜ラジオの長と言っても過言ではありません。
現在活躍している芸人さんがラジオを始める時、
「伊集院光さんのラジオを毎週聴いていた」という言葉を結構な頻度で聴きます。
それくらいラジオ界に影響力の強い、ご長寿深夜番組です。
伊集院光さんの黒い部分というか本音というか、
そういうものが聞けるのが深夜の馬鹿力だと思います。
フリートークがとても長いことが多いですが面白いのでずっと聴いていられます。
爆笑問題カーボーイ
こちらも伊集院光に次いでご長寿の人気番組です。
カーボーイもフリートークが長いです。
太田さんがその週にあったことについて思ったことをものすごい勢いで話し続けることも多く、かなり深く話を聴くことができますよ。
田中さんはテレビだとツッコミや進行の役割が多いですが、ラジオではテレビよりも自分のことを話すのでそこも聞き所です。
爆笑問題さんの年齢を知らなかったんですが、お二人とも54歳なんですね!
この年まで深夜ラジオをやっているということ、本当に尊敬します。
同じTBSラジオで日曜日の午後にやっている『爆笑問題の日曜サンデー』も10年以上続いていることを見ると、爆笑問題のお二人が「ラジオ」をライフワークとして大事にしているのが伝わってきます。
山里亮太の不毛な議論
JUNKの中で一番新しく、一番賛否両論が多いのがこの番組です。(笑)
山里さんがアイドルやゲームが好きなこともあって、そういう話題が多めなのも特徴です。
リスナーから山里さんへの暴言も多いですが山里さんの持ち前のユーモアとキャラで面白おかしくしているところもすごいなぁと思います。
「子どもたちを責めないで」は長く続いているネタコーナーで、子供が言うとおもしろい言葉を言うコーナーなのですが、山里さんへの悪口も多く、そのやり取りがめちゃめちゃ面白いのでぜひ一度は聴いてみてください!
個人的にはオープニングテーマがとってもかっこよくて好きです。
おぎやはぎのメガネびいき
おぎやはぎのふたりがのんびり喋る2時間。
最初はネットニュースの記事を読みながら2人で話すことが多く、いい意味でとっても普通。
ニュースから発展してテーマメールを募集するのですが、それに対して普通に反応して普通にトークする。
でもおぎやはぎの二人の「普通」のトークのレベルが高いので思わずクスッと笑ってしまう、そんな番組です。
コーナーやスペシャルウィークでは一転、テレビではできないような過激?下品?なネタも多くそのギャップも面白いです。
バナナマンのバナナムーンGOLD
やたら食べものの話題が多いのがバナナムーン。(独断と偏見)
設楽さんと日村さんの仲の良さが伝わってきます。
設楽さんが日村さんへ愛のあるいたずらを通り越した暴挙が定期的にあり、ラジオなのにシーンが想像できて爆笑してしまいます。
日村さんがリスナーの悩みや要望に替え歌で答える「ヒムペキ兄さん」というコーナーはいちいち完成度が高くて驚きます。
そしてお二人と親交のある星野源さんが毎年日村さんへのバースデーソングを披露するのも恒例になっており、こちらも完成度が高いし面白いので毎年の楽しみになっていますよ。
エレ片のコント太郎
JUNKの中でも異端児と呼ばれるのがエレ片です。
正直知名度は他の5組に比べて段違いに低いと思います。
ですが10年以上続いている人気番組なんですよ…一応。(笑)
ちなみにエレ片というのは
エレキコミックという2人組のコンビと、ラーメンズの片桐仁(最近は俳優として活躍)の3人のユニットです。
話す内容は普通に楽しいものも多いのですが、常にどこかでふざけようとしているエレキコミックと、素でブチギレる仁さんの掛け合いが非常におもしろいです。
好き嫌いのわかれる番組だとは思いますが、真面目にバカバカしいことをやるのが好きな人にはおすすめです!
まとめ
かなり独断と偏見が混じってしまいましたが(笑)、
JUNKの各番組の特徴は伝わったでしょうか?
どの番組も長くやっているだけあって、それぞれの特色と面白さがあります!
JUNKは深夜の馬鹿力以外、ラジオクラウドというサービスで過去の放送やラジオクラウドだけのエピソードも聴けるので、リアルタイムで聴くのは大変という方はぜひ一度ラジオクラウドで聴いてみてくださいね!